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名鉄3500系電車 (2代) : ウィキペディア日本語版 | 名鉄3500系電車 (2代)[めいてつ3500けいでんしゃ]
名鉄3500系電車(めいてつ3500けいでんしゃ)は、1993年(平成5年)に登場した名古屋鉄道の通勤形電車。 なお本項では、車体・性能・システムが類似し、同じグループとして運用されている3700系電車(3代)・3100系電車についても記述する。 == 概要 == 従来投入されてきた6000系列の後継発展車種として、VVVFインバータ制御、電気指令式ブレーキ等の新機軸を導入のうえ登場した通勤形電車である。3500系・3700系・3100系ともに車体は普通鋼製〔当時すでにJR各社を始め他社局では、通勤形車両の車体素材としてステンレス鋼製やアルミニウム合金製が主流となっており、名鉄が1990年代一杯までVVVFインバータ制御の通勤車を普通鋼製車体で新製投入し続けたことは希少な事例である(3500系と製造時期をほぼ同じくする西武9000系は、当初機器流用の抵抗制御車として登場し後年VVVF制御に改造)。〕で、座席はオールロングシートである。 就役後の変化として、1993年から1997年製造の車両は登場時は種別・行先表示器が6000系以来の種別=漢字1文字(「快急」を除く)、行先表示=日本語のみの方式であったが、2005年までに種別を2文字表記とし種別・行先ともに英文字を併記した方式へ変更された。また、EB装置や折りたたみ式の転落防止用外幌なども順次取り付けられている。当初から全車が装着しているボルスタレス台車は、1995年からヨーダンパが設置され、さらに2004年からは電動台車のみ許容荷重を高めたタイプに交換された。
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